武田薬品工業株式会社

不眠症の治療とは?

監修:日本大学医学部 精神医学系 主任教授 内山 真 先生

お医者さんでは
どんな治療をするの?

お薬による治療と、
お薬を使わない治療があります。

あなたがなかなか眠れないで困っているとしたら、寝る前の習慣が原因のひとつかもしれません。不眠症の治療は、お薬による治療ばかりではありません。間違った睡眠習慣を改めることや、眠りに対するこだわりや不安を解消することも大切です。また、体の病気や心の病気が眠れない原因になっているとしたら、まずはその治療が必要です。ときに、治療中の病気のお薬が原因となる場合もあります。いずれにしても、自分だけで判断しないで医師に相談することをお勧めします。不眠症治療の正しい知識を身につけましょう。

お薬を使わない治療
(非薬物療法)

よい睡眠習慣を身につける:
睡眠衛生教育

眠れない原因が、寝酒や寝る前のたばこなど、間違った睡眠習慣や、眠る場所としてふさわしくない寝室の環境だとしたら? よい睡眠習慣を身につけ、眠りにふさわしい環境を整えることが、よりよい睡眠につながります。睡眠の正しい知識を学び、適切な睡眠習慣を身につけるよう、医師から睡眠衛生の指導を受けるお薬を使わない治療があります。まずは睡眠障害対処12の指針を参考に睡眠習慣を見直してみましょう。


光による治療:高照度光療法

高照度光(2500ルクス〜)を一定時間照射し、睡眠時間帯を望ましい時間帯に矯正する治療法です。高照度光は生体リズムの周期をずらす作用があるので、睡眠の時間帯がずれている不眠症患者さんの治療などに用いられます。専門の医療機関などで実施されています。


睡眠に対する誤った考え方や習慣を修正する:認知行動療法

慢性的な不眠に悩まされている患者さんの中には、寝室に行くだけで不安を感じたり緊張することで目がさえてしまう方や、少しでも長く眠るために長時間寝床で過ごしてしまい、かえって睡眠の質が悪くなってしまう方がいます。認知行動療法は、このような睡眠に対する誤った考え方や習慣を、アドバイスを受けながら修正していく治療法です。


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